後払いアプリは、最近手軽で便利な支払い手段として浸透しつつあり、さまざまな種類のアプリが提供されています。
便利に活用するためには、自分の使い方に合った最適なアプリを選ぶ必要があります。その条件としては、2万円以上使えるというのもポイントになることが多いです。
まずは、2万円以上の利用限度額が設定されているおすすめの後払いアプリをピックアップし、詳しい情報を紹介します。
おすすめ!限度額2万円以上の後払いアプリ紹介!
利用限度額が2万円以上の後払いアプリを、厳選して紹介します。
atone
利用限度額 | 最大100,000円 |
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審査の有無 | 無 |
支払い期日 | コンビニ・銀行ATM(ペイジー):翌月10日 電子バーコード(コンビニ):翌月10日 自動引き落とし:翌月27日 請求書払い:翌月20日 |
コンビニ使用 | 可 |
使える店舗・ネットショップ | atone・SmartCodeのロゴがある店舗 atoneのマークがある通販サイト(Qoo10・nano universe・貴和製作所・オリエンタルトラフィック・電話占いヴェルニなど他多数) |
公式URL | https://atone.be/ |
コンビニ後払い業界でNo.1の実績である、ネットプロテクションズが提供している後払いアプリです。クレジットカードを発行することなく、ネットショップや実店舗での決済手段として利用することができます。
登録は、スマホからメールとSMSで認証をするだけでわずか1分で完了します。利用する際に、カードを登録したりチャージを行う必要はありません。利用料金は、月末締めで翌月の期日までに支払えばOKです。
クレジットカードを持っていないけれど購入したいものがある、給料日まであまり手元にお金がない、というような悩みを解決することができます。
支払い方法はコンビニ払い(コンビニ端末・電子バーコード・請求書)や、銀行振込(ペイジー)、口座振替から選ぶことが可能です。
利用した金額はアプリですぐに確認することができるので、いくら使ったかわからなくなったり、うっかり使いすぎる心配がありません。
paidy
利用限度額 | 最低30,000円※ユーザーにより異なる |
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審査の有無 | 有 |
支払い期日 | コンビニ・銀行振込:翌月10日 口座振替:翌月12日 |
コンビニ使用 | 可 |
使える店舗・ネットショップ | VISAのマークがある店舗(Amazon・SHEIN・ラクマ・Qoo10・BUYMA・DMM.com・ビッグカメラ.comなど) |
公式URL | https://paidy.com/ |
AmazonやQoo10など、VISAマークのあるネットショップならどこでも利用できる後払いサービスです。
ペイディカード(バーチャルカード)は、最短5分というスピードで即日発行が可能、年会費や発行手数料も無料です。
さらにリアルカードを発行すれば、VISAに加盟している実店舗での決済手段としても利用することが可能になります。
口座振替・銀行振込で支払う場合には、3回・6回・12回の後払いの分割手数料が無料になるので、クレジットカードよりもお得です(お店によって利用条件有り)。
支払い方法には、コンビニ払い・銀行振込・口座振替があります。支払い期日を待たずに、好きなタイミングでコンビニで支払いをすることができる「すぐ払い」も利用可能なので、給料日が来たタイミングなどで、すぐに支払いを済ませたい人にも便利です。
メルペイ
利用限度額 | 最大300,000円 |
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審査の有無 | 有 |
支払い期日 | 翌月末 |
コンビニ使用 | 可 |
使える店舗・ネットショップ | iD決済に対応している店舗・メルペイコード決済に対応している店舗(AEON・イトーヨーカドー・ウェルシア薬局・エディオン・かっぱ寿司・カワチ薬品・ココカラファイン・コスモ石油・セブンイレブン・ビッグカメラ・マツモトキヨシなど他多数) 一部のネットショップ(アットコスメ・ANAP・オルビス・GooglePlay・マガシーク・マルイ通販・ワタシプラスなど他多数) |
公式URL | https://www.merpay.com/ |
フリマアプリ「メルカリ」を通して使える後払いで、iD決済に対応している店舗・メルペイコード決済に対応している店舗・一部のネットショップで利用することができます。
セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニや、ビッグカメラなど全国の非常に数多くの店舗での決済に使うことができます。
チャージや入金に、手数料はかかりません。メルペイあと払いを設定すると、対応店舗でチャージ不要でバーコード決済をすることができます。
支払いは後払いになるので、ちょっとしたものを買う時にわざわざクレジットカードを出して決済をしたくないという時にも、現金を使わなくて済むので便利です。
メルペイあと払いで利用した分の支払いには、メルカリでの売上金(メルペイ残高)を使用することもできるので、普段からメルカリで販売をしているユーザーには特におすすめです。
メルペイあと払いの支払い方法には、翌月末に一括で支払う「翌月払い」と月々決まった金額で支払う「定額払い」があります。
また、定額払いを設定せずに購入した商品も後から定額払いに変更して、余裕を持って返済を行うことも可能です。
後払いワイド
利用限度額 | 最大300,000円 |
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審査の有無 | 有 |
支払い期日 | 翌々月1日 |
コンビニ使用 | 不可 |
使える店舗・ネットショップ | タンタンショップ+プラス・PCボンバー・LOBOR JAPAN・東洋羽毛公式通販サイト・わたネット 他 |
公式URL | https://www.pocketcard.co.jp/c-ato-wide/ |
クレジットカードでよく知られている、ポケットカード株式会社によって運営されている後払いサービスです。
1回払いだけではなく、分割払いやリボ払いも利用することができるので、欲しいものがあっても一括で購入する余裕がないという悩みを解決することができます。
一般的に後払いアプリでは利用時に毎回審査が行われますが、後払いワイドは初回の利用時のみに審査が行われ、クリアすることができればその後には不要となるのが特徴です。
2回目以降の利用時には、会員専用ネットサービスのID・パスワードの入力とSMS認証をするだけで簡単に決済を行うことが可能です。
利用限度額は最大300,000円なので、高額商品の購入にも利用することができます(初回利用時のショッピング利用は上限が100,000円までとなります)。
商品到着後に支払いを行うので安心感があり、1ヶ月に何回利用しても支払いは1回にまとめられて請求されるので、何回も支払う手間がありません。
ウルトラペイ
利用限度額 | 最大50,000円 |
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審査の有無 | 無(後払いチャージをする場合は審査有り) |
支払い期日 | 翌月末 |
コンビニ使用 | 可 |
使える店舗・ネットショップ | VISA加盟店で原則利用可能 |
公式URL | https://ultra-pay.co.jp/ |
※対象外となるサービス:ガソリンスタンド・宿泊費・公共料金・航空会社・定期支払いや定期購買・高速道路料金・ギャンブルや金融商品(オンラインカジノ・FX・証券・仮想通貨業者など)・本人認証(3Dセキュア)を必要とする加盟店・保険の支払い・プリペイドカードや電子マネー 他
ウルトラペイは、審査不要で誰でも発行することができるプリペイド式のVISAカードです。
アプリをインストールしてアカウントを登録すれば、オンラインショッピング専用の「てじなカード」が発行されて、すぐに使用することができます。
100円単位でチャージをすることが可能なので、使いきれない残高が残りにくく少しだけ使いたい時にも便利です。てじなカードは、入会金など初期費用がかからず年会費も無料です。
また、国内の実店舗・オンラインショップで使用できる「そとなカード」というプラスチックカードも発行することができます(発行手数料500円)。
さらに、国内外の店舗やオンラインショップで使用できて、さらにチャージ可能金額が高い「そとなカード+」も発行することが可能です(発行手数料700円)。
ウルトラペイでは、プリペイド式でチャージして使う方法以外にも、後払いチャージの「ミライバライ」という支払い方法が利用できます。手元に現金がないけれど、出費が必要な時にも役立ちます。
ミライバライのチャージ可能額は、1回につき3,000〜50,000円となっていて、1,000円単位でチャージができます。
2万円以上利用可能な後払いアプリの選び方
2万円以上利用可能なアプリは複数ありますが、どのアプリを使えばいいのかわからないと迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで、自分に合う後払いアプリを選ぶポイントについて以下にまとめました。
1つずつ、詳しく解説していきます。
チャージ式か非チャージ式かで選ぶ
後払いアプリは種類によって、チャージの仕方がチャージ式と非チャージ式のタイプがあります。
デメリットとしては、チャージをする度に手数料がかかってしまうアプリが多いという点が挙げられます。
チャージ金額が高ければ、手数料もその分高くなることが多いので注意が必要です。
チャージ式ではありませんが、限度額は決まっているので無限に使えるというわけではありません。
非チャージ式でも支払い方法によって手数料がかかることがありますが、チャージ式のように1回のチャージごとに手数料がかかることはありません。
手数料の違いで選ぶ
後払いアプリは利用時に手数料がかかることが多いですが、金額はアプリによって異なります。
手数料が高いアプリを選ぶと、後払いにかかる費用が高くなり、支払い金額が増えてしまうことになります。
バーチャルカードは、ほとんどの後払いアプリで基本的に無料で発行することができますが、リアルカードを発行する際には手数料がかかることが多いです。
チャージ式の後払いアプリではチャージ手数料がかかり、後払いを申し込む金額が高くなれば手数料も高くなります。
チャージ手数料はアプリによっても異なりますが、1回チャージすることにかかるので、小さな金額の差でも積み重なることで費用がかさむことになります。
他には、後払い分の支払い手数料もかかることがあります。支払い手数料が無料のアプリもあれば、支払い方法によって手数料の有無や金額が異なるアプリもあります。
どのお店で使えるかを調べて選ぶ
後払いアプリは、種類によって利用できる店舗が異なります。
自分が普段利用する店舗や、通販サイトで使うことができるアプリを選ばなければ、インストールしても結局は使い道がなくなってしまいます。
オンラインショッピングでしか使えないアプリもあれば、実店舗でも使えるアプリもあります。実店舗での利用には、条件のある後払いアプリもあります。
もし、オンラインショッピングだけでなく実店舗でも使いたいと考えているのであれば、その点も確認する必要があります。
2万円以上使える後払いアプリ利用前の注意点
2万円以上使える後払いアプリはとても便利ですが、利用前に確認しておかなければならない注意点もあります。
アプリを使い始めてから失敗することのないように、以下のポイントについてもしっかり頭に入れておきましょう。
最初から2万円以上使えるとは限らない
2万円以上使える後払いアプリは多いものの、実は初回の限度額が2万円よりも低く設定されているアプリも多いので、確認しておく必要があります。
たとえば、通常は利用限度額が2万円以上でも最初のうちは数千円程度までしか使えないということもあります。
後払いの利用限度額は審査で決まるアプリが多いので、利用実績を積み重ねていくうちに審査を通りやすくなり、限度額アップが期待できます。
もしも最初からまとまった金額を後払いで使いたい、と希望しているのであれば、最初から利用限度額が高く設定されているアプリを選ばなければなりません。
本人確認が必要なサービスもある
本人確認や審査なしで、手軽に利用することができる後払いアプリもありますが、リアルカードの発行時や後払いの利用時には、本人確認が必要となることが多いです。
本人確認をすることで、利用限度額を上げることができるアプリもあります。
後払いアプリでは、本人確認不要で使えるサービスと本人確認をしなければ使えないサービスもあります。
できるだけ高い金額を後払いで使いたい場合や、さまざまなサービスを利用したい場合には、最初に本人確認を済ませておくことをおすすめします。
もし、どうしても本人確認をするのに抵抗がある・面倒だからしたくないという場合には、後払いを利用できない・利用限度額が低いなどのデメリットがあることも知っておきましょう。
後日必ず支払いをしなければならない
後払いアプリは、クレジットカードと同じように手元に現金がなくてもショッピングなどで支払いをすることができます。
忘れてはいけないことは、「クレジットカードと同様に後日支払い期日までに利用した分の金額を返済しなければならない」ということです。
万が一、期日までに支払いができなかった場合には、遅延損害金を請求されたりアプリの利用ができなくることが考えられます。
支払いをするように督促の連絡が来ますし、再三の督促があっても長期間支払いがない場合には弁護士や債権回収者から返済を求める連絡がきたり、最終的には裁判などの法的な措置がとられることになります。
後払いアプリは、クレジットカードを持っていない人でも手軽に利用することができハードルが低く感じられますが、後払いは結局は一時的に借金をしているのと同じです。
自分の使いたいサービスや店舗で利用できない場合がある
後払いアプリは、加盟店や対応しているネットショップでの支払いに使うことができます。
当然のことですが、全ての店舗やネットショップで、自分が使おうとしている後払いアプリでの決済に対応しているわけではありません。
また、アプリでの決済に対応している店舗であっても、一部の商品やサービスには使えない場合があるので注意が必要です。
複数の後払いアプリに対応していても、たまたま自分の使いたいアプリは残念ながら非対応というパターンもあります。
後払いアプリでの決済が可能な店舗はどんどん増えていますが、全ての決済をアプリだけて済ませられるわけではない、ということを頭に入れておきましょう。
2万円以上使える後払いアプリまとめ
後払いアプリはたくさんありますが、アプリによっては限度額が異なり少額の利用しかできないアプリもあります。
ショッピングをすることが多い人なら、利用限度額が低いアプリよりも2万円以上の利用が可能なアプリの方が使い勝手が良いでしょう。
この記事で紹介したように、2万円以上使えるアプリは複数あることがわかっていますが特徴やメリットはそれぞれに異なります。
使い方や手数料、使える店舗などを比較して、自分の希望に合った使いやすいアプリを選ぶことが大切です。
また、後払いアプリは気軽に使うことができて便利ではありますが、最初から2万円以上使えるというわけではなかったり、後払いの利用には本人確認が必要だったりと条件がある場合もあります。
アプリによって支払い期日も異なりますし、返済が遅れないように気をつけなければならないことも、後払いアプリならではの頭に入れておかなければならないポイントです。